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サンフランシスコにドライバーレスカーがやってきた/ポートフォリオニュース


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サンフランシスコにドライバーレスカーがやってきた

先週GM Cruise(以下Cruise)が、サンフランシスコ市にてドライバーレスの自動運転車5台のテスト稼働を開始することを発表しました!(San Francisco Chronicleの記事、TechCrunch日本語版の記事

これまでもWaymoがアリゾナ州フェニックスで10月より完全無人の自動運転配車サービスを開始していましたが、より複雑で予測不可能なことが発生しやすい市街地でのテストは、大きな一歩です。

Cruiseは、過去5年間で、200万マイル(約320万キロメーロル)のテスト走行をサンフランシスコ市内で行ってきました。カリフォルニア州では、AutoX, Nuro, Waymo, Zoox, Cruiseの5社がドライバーレス車をテストする許可を得ていて、サンフランシスコでは、Cruiseをはじめ競合のWaymo等がライダーやレーダーを沢山付けた車をドライバーが、テスト走行させているのは見慣れた風景です。Curiseは、他社に先駆けてお膝元である同市で先陣を切る事ができました。

まずは、サンセット地区というダウンタウンから車で20分程度のゴールデンパークの南側に位置する住宅街(上の写真はサンセット地区のものです)から開始します。同地区は、サンフランシスコにしては比較的平坦な地形です。初期は、助手席に、いざというときに車を停止できるスタッフが同乗してのスタートとなります。Cruiseは、サンセット地区で行なった最初のドライバーレス試験のビデオもYoutubeにて公開しています。

今後、サンフランシスコ市内を舞台にしたドライバーレス競争が加熱しそうです!


ポートフォリオニュース

  • RAD AIが、3Mとのパートナーシップを発表しました。放射線科医が医療イメージ診断の際に利用する3Mのワークフローシステムに、RAD AIの技術が組み込まれ、医師がボイス・トゥ・テキストで記録した診断情報から自然言語+AIによりサマリが自動生成されるようになります。

  • キッチンロボットを開発するYPC Technologyの記事がMontreal Gazetteに掲載されました。同社が開発しているロボットのバージョン1(YPC 1)のビデオをご覧頂けます。来年発表予定のYPC2では、調理可能なレシピが現在の1万から5万種類へ増える予定です。

  • KonnectoのSeedラウンドによる資金調達が発表されました。Konnectoのツールを利用することで、企業は自社のホームページに訪れるまでにユーザが辿ってきた経路(どのサイトでどんなコンテンツを見たか?)に加えて、サイト流入を増やすための具体的な提案も受けることができます。

  • MekonosがSeedラウンドによる資金調達を発表しました。同社は、バイラルベクターを利用した従来の手法よりも、より正確且つスケーラブルに細胞に対して遺伝子等を注入することができる技術を開発しています。今後成長が期待されている細胞・遺伝子治療のリスクとコストを大幅に削減します。

  • Greeneye Technologyが、環境にやさしい農業ソリューションを提要するイスラエルの会社8社に選ばれました。同社のスタートスプレイシステムを利用することで、農家は除草剤の使用量を65-92%削減できます。

  • Vastbiomeが、StartUs Insightのリサーチにより、マイクロバイオーム(微生物叢)分析ソリューションを提供する164社からトップ5に選ばれました!Vastbiomeは、患者のマイクロバイオームが薬の効能に与える影響を予測するAIを開発しています。