[Hike VC News] Amazon Go1店舗当たりの売上/進むリテール+自動運転デリバリー/AI特許出願企業ランキング

[Hike VC News] Amazon Go1店舗当たりの売上/進むリテール+自動運転デリバリー/AI特許出願企業ランキング

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Hike Ventures NEWSLETTER Vol.36 (1/17)


1月前半2週間のAI関連のニュースをお届けします!

【トピックス】

リテール

  • Amazon Goの1店舗あたりの売り上げは?
    RBC Capital Marketの分析によると、Amazon Goの客単価$10で1日あたりの一店舗あたりの顧客数は、550人と推定。Amazon Go店舗がお休みの日を加味すると年間予想売上は$1.5Mとなり同規模の米国コンビニエンスストアの1.5倍。2021年までにAmazon Goを3000店舗オープンすると、同部門の売り上げは年$4.5Bになると予想。

ボイスファースト

  • Google AssistantがInterpreter Modeをリリース
    Interpreterは、27言語を逐次通訳してくれる。Google Homeで利用可能。CESで発表後、Las Vegas, New York, San Franciscoのホテルでパイロット的に使用されている

ヘルスケア

  • UCSFのリサーチャーがPETの画像からアルツハイマーの発達を検知するアルゴリズムを開発
    これまでは、アルツハイマーは、進行に長い時間を要し影響範囲が大きいため、PET撮影時点ごとの画像の差異が少ないため人間の目では初期状況の画像による検知が難しかった。UCSFのリサーチャーは、過去のアルツハイマー病患者の発症前のグルコースPET画像でAIを教育、テストデータから92-98%の確率でその後のアルツハイマーの発症を平均6年前の画像から予測することができたNuroが自社開発の自動運転車によるデリバリーサービスを開始
    アリゾナ州Scottdaleの1つの郵便番号内(Google Mapで調べたらこれくらいの大きさでした)でサービスを開始。これまでの実験ではToyota Priusを利用していたが、自社のデリバリー特化型の車へ変更した。

  • 中国広東省でAIによる眼底検査を開始
    同システムはBaiduと中山大学(Sun Yat-sen University)が開発。糖尿病性網膜症、緑内障、黄斑変性症の3種類の眼底障害を診断し、レポートを10秒で生成する。3月末までに広東省内の14の病院に設置予定。

モビリティサービス

  • フランスで公共交通機関までの自動運転車による送迎サービスが始まる
    公共交通機関を運営するTransdevと自動運転技術を持つTorc Roboticsが組みサービスを開始。まずは、決まったルート(MassyとParis-Saclayキャンパス間)で、16人乗りのシャトルバスを走らせる。

  • 自動運転によるラストワンマイルデリバリー
    自動運転車デリバリーUdelvがWalmartと商品の自動運転車によるデリバリーで提携したとの発表がありました。Walmartは、Udelv以外にもPostmates, Fordともデリバリー分野で提携しています。また、Cruise(GM)とDoorDash、NuroとKrogerなどリテールと自動運転デリバリーの提携がこのところ米国で進んでいます。中国では、Meituan Dianping (中国のフードデリバリー大手)が、Nvidia等と提携して自動運転車によるデリバリーの実験を始めています。インドネシアでも(自動運転ではないですが)JD.comがGo-JekとEコマースのジョイントベンチャー($1Bバリュエーション)を発表しています。ラストワンマイルデリバリーサービスを使ってコストをおさえつつユーザの利便性を向上せるリテール間の競争が本格的にスタートしたのを感じます。

 
イメージは、Udelv社 ホームページ より

イメージは、Udelv社ホームページより

 
  • SenseTimeが日本で自動運転車専用テストコースを開設
    場所は、茨城県常総市。Baiduに続き中国IT企業の自動運転の日本での開発にも拍車が掛かりそうです。 

気になるニュース

  • AI分野で最もインパクトのある特許を申請しているのはマイクロソフト
    EcoSightのリサーチによると2010年以降申請された特許のうち世界的に見てインパクトのある特許を申請しているトップ30社のうちマイクロソフトがAlphabetを抜いて一位。特許の種類では、ヘルスケア関連の割合が最も高い。伸び率ではマーケティング関連がトップ。

 
イメージは、The Verge 'PepsiCo is rolling out a fleet of robots to bring snacks to college students'よりイメージは、Forbes ' Microsoft Leads The AI Patent Race Going Into 2019 'より

イメージは、The Verge 'PepsiCo is rolling out a fleet of robots to bring snacks to college students'よりイメージは、Forbes 'Microsoft Leads The AI Patent Race Going Into 2019'より

イメージは、Forbes ' Microsoft Leads The AI Patent Race Going Into 2019 'より
 

【調達ニュース】

リテール

  • Grabango (Berkeley, CA) Series A $12M
    店舗をAmazon Goのようなキャッシャーレス店舗へ変えるプロダクトを開発。
    Propel Venture Partners, Abstract Ventures, Ridge Ventures, Founders Fund, Commerce Venturesから調達

  • Caper (Brooklyn, NY) Seed $2.2M
    スマートショッピングカート。バーコードで商品を読み取りカートで決済まで可能。今後は、カメラと商品の重量計でカートに入れた商品を自動認識し金額を計算できるようにする。現在ニューヨーク市内の2店舗で利用されている
    First Round Capital, REDO Ventures, Precursor Ventures, FoundersClub, Cogito Ventures, Y Combinator 等から調達

 
イメージはCaperの ホームページ より。

イメージはCaperのホームページより。

 
  • Pensa Systems (Austin, TX)  Series A $5M
    自動飛行するドローンにより店舗内の商品棚の在庫をデータ化し欠品を防ぐ。
    Signia Venture Partners, Commerce Ventures, ZX Ventures, ATX Seed Ventures, Capital Factory, Revtech Venturesから調達

 
画像は、Pensa Systemsの ホームページ より。

画像は、Pensa Systemsのホームページより。

 

不動産

  • Sophia Genetics (Lausanne, Switzerland) Series E $77M
    Badi (Barcelona, Spain) Series B $10M
    AIを使ってユーザに合ったルームメイトを探してくれる。現在イギリス、スペイン、フランス、イタリアの主要都市で展開中。登録ユーザ数100万人以上。
    Goodwater Capital, Target Global, Spark Capital, Mangrove Capital Partnersから調達

IOT

  • ZAN Compute (Santa Clara) Seed $1M
    インテリジェントビル管理(主にトイレ)。センサーで備品がなくなっているタイミグや匂いを検知しアラートを出したり、最適な清掃スケジュールを作ったりする。
    Bobrick Washroom Equipmentから調達

ヘルスケア

  • Exscientia (Oxford, UK) Series B $26M
    低分子創薬プラットホーム。
    Celgene, GT Healthcare Capital Partners, Evotecから調達。

  • Verato (Mclean, VA) Series C $10M
    電子カルテから重複している患者のデータを正確に名寄せするプロダクトを開発。
    Bessemer Venture Partners, Blue Heron Capital, Columbia Capital, California Healthcare Foundationから調達

ビリティサービス・自動運転

  • Aurora (Palo Alto, CA) Series B $500M
    Waymoの元CTO Chris Urmsonが起業した自動運転テクノロジーの会社。VolkswagenやHyundaiのパートナー。バリュエーションは、$2B以上。

    Sequoia Capitalから調達

  • ClearMotion (Woburn, MA) Series D $115M

    AIサスペンションコントロールシステム。道路の状況を瞬時に認識しショックを緩和する。自動運転時代に社内空間をより快適にする。

    Franklin Templeton, Microsoft, Bridgestone, Qualcomm, World Innovation Lab, NewView Capital, Eileses Capitalから調達。

  • Postmate (San Francisco, CA ) Series F $100M
    オンディマンドデリバリーサービス。今回のラウンドのバリュエーションは、$1.8B。2019年前半にIPO予定。
    Blackrock, Tiger Global等から調達。

エンタープライズ

  • Basis AI (Singapore) Seed $6M 
    企業向けにAIプロダクト(顧客獲得やエンゲージメントを向上させるプロダクト、パーソナライゼーション、不正防止等)を提供。
    Temasek, Sequoia Indiaから調達

カメラファースト

  • Scape Technologies (London, UK) Seed $8M
    クラウド上に街のデジタルツインを構築し、カメラからの情報を使ってcm単位の制度で位置を計測する。最初のユースケースは、AR。
    Entrepreneur First, Mosaic Ventures, Fly Ventures, LocalGlobeから調達

  • AnyVision (TelAviv, Israel) Series A $15M
    現在は監視カメラと顔認証にフォーカスしてコンピュータビジョン技術を提供。10万台のカメラで利用されており、誤認識率0.1%。今後リテール向けのプロダクトも提供予定。
    Lightspeed Venture Partnersから調達

  • AlwaysAI (San Diego, CA) Series A $4M
    カメラ、医療機器、ドローン、ロボットなどのハードウェア上にコンピュータビジョンの開発からディプロイまでできるツール群を提供。
    BRVから調達。

ドローン

  • Flytrex (Tel Aviv, Israel) Series B $7.5M
    自動飛行ドローンによるデリバリーサービス。現在アイスランドのEコマースの配達と、米国ノースダコタ週のゴルフ場で飲み物の配達を行なっている。
    Benhamou Global Ventrues, bote Partnersから調達

 
イメージは、Samsaraのホームページより。写真は、Flytrexの ホームページ より。

イメージは、Samsaraのホームページより。写真は、Flytrexのホームページより。

 

コンシューマー

  • Niantic (San Francisco,CA ) Series C $190.55
    Pokémon GOのディベロッパー。外部のディロッパー向けにARエンジンも開発している。
    IVP, Samsung Electronics, Axiomatic Gamingから調達


【MA】

  • Standard Cognition (キャッシャーレス店舗)が自動運転車向けのマップ開発スタートアップExplorer.aiを買収

  • CM GroupがマーケットオートメーションのSailthru、EメールパーソナライゼーションのLiveclickerを買収

  • Amazonが自動運転フォークリストのBalyoを最大29%買収

 
イメージは、Balyo社の https://www.balyo.us/  https://www.balyo.us/ より

イメージは、Balyo社のhttps://www.balyo.us/https://www.balyo.us/より